光市内小中学校のプログラミング教育の研究を行う先生方を対象にしたプログラミング講座を実施しました

画像:光市内小中学校のプログラミング教育の研究を行う先生方を対象にしたプログラミング講座を実施しました

コワーキングスペース ヒカリバ 代表の石川です。

2020年10月23日(金)に、光市教育委員会 光市教育開発研究所の教育実践部会で「プログラミング教育」に関する授業づくりを研究されている市内小中学校の先生方を対象にプログラミングの実践講座としてヒカリバ代表の石川が民間の現役プログラマという立場でヒカリバのミーティングルームにて実施しました。

光市内ではGIGAスクール構想の実現に向けた動きの一環として、来年、市内小中学生に光市よりタブレットとしてLTEモデルのiPadが貸与されることや、プログラミング教育に向けた授業づくりの研究のため、今回はタブレット(iPad)でできることを前提として体験を行って頂きました。

iPadで使用できるものという条件のもとですので、ソフトウェアだけでしたらScratchなどの画面内だけで完結するアプリが選択されるところですが、学習指導要領で規定する他の科目への展開なども視野に、ハードウェアとの組み合わせで実現できる一例として、今回は「micro:bit」を題材として使って頂きプログラミングを体験していただきました。

アプリ上でのシミュレーション、Bluetoothを経由したmicro:bitへのプログラムの書き込みなどの手順も確認できました。
Bluetoothでの通信は、micro:bit本体への電力供給の問題か、または同一のエリアで大量に通信した場合のセッション切れらしいような現象に少し苦戦する場面もありましたが、概ね問題なくプログラミングができたようでした。

体験の中では以下のようなプログラムを作成しています。

  • micro:bit上の25点のLEDに好みの記号を表示する
  • ボタンを押したら記号が変化する
  • 接点の状況にあわせて表示する記号が変化する
  • 音を鳴らす

途中、ボタンが押されていないときという条件の取り出し方がわからないという場面もあり、コンピュータや制御の基本のしくみからの視点と、フローチャートで論理的に整理する考え方についてのお話しもさせていただきました。

また、子どもたちが実際にプログラミングを行っている活動として、ヒカリバを会場に「CoderDojo 光」も開催していますが、どのようなプログラミングを行っているかなどもお話しさせていただきました。

このような機会をセッティングしていただきありがとうございました。

この記事を書いた人

コワーキングスペース ヒカリバ スタッフ
コワーキングスペース ヒカリバ スタッフ

コワーキングスペース HiKARiBA(ヒカリバ)の運営スタッフです。
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2020年11月05日 20時11分 2020年11月10日 22時36分

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