積読クエスト 2022 春 in ヒカリバを開催しました(2022年5月22日)

画像:積読クエスト 2022 春 in ヒカリバを開催しました(2022年5月22日)

山口県光市初の常設コワーキングスペース ヒカリバでは、クリエイターを中心にまちの様々な方が交流することができる機会や、なかなか足を踏み入れる機会が少ないコワーキングスペースを体験していただくことにつながるイベントを企画しています。

2022年5月22日(日)には、昨年2021年11月に初開催してから今回で3回目となる、積読本を読んだり交流したりするイベント「積読クエスト」を開催しました。

【積読(つんどく)】とは、本を購入した後「いつかは読もう」と思ったまま、まだ読まれずに放置してある(積んでおく)状態や、そのような状態の本のことをいいます。
デザイナーやシステムエンジニアなど、クリエイティブ産業に従事される方にとっては、技術書というさまざまなバイブル本と巡り会う機会が多い一方で、ニッチな書籍が多い分、「絶版」となり後に手にすることができないこともしばしば。そこで、書籍との一期一会の機会に手にすることが多く積まれた状態の書籍が多くなりがちです。
いずれも何かしら理由があって購入し、読む機会を失ったまま積まれている…。改めて手にする機会を創り出したり、きっと1ページでも読み始めると自然と読み進められるかもしれない。そんな積読傾向のあるヒカリバ代表の石川自らが企画した積読本を対象にしたイベントです。

積んでしまったそのような本をそれぞれが持ち寄り、読み始めのキッカケにするとともに、積んだきっかけや普段のお仕事などの紹介を通して参加者同士の交流機会も図っていく、「積読本」にフィーチャーしたイベントです。

参加者17名とたくさんの「積読本」が大集合!

積読クエストは、初回は15名、2回目は13名と、毎回10名を超える参加者を迎えての濃い4時間+αを過ごされています。
今回の「積読クエスト 2022 春」では、17名の参加者にご参加いただきました。
お一人1冊以上お持ちくださいとしているところですが、中にはお一人で5冊以上持ち込まれた方もいらっしゃいました。前回の続きを読み進められる方や、シリーズものの新刊を読み進めるために振り返りが出来るようにとシリーズの前巻を持ち込まれる方など、多様な積読読書スタイルで楽しまれていました。紙の本1冊と、電子書籍で何十冊もお持ちになるというツワモノまで(笑)

開始早々もくもくと読み始める参加者たち

イベントは13時から17時まで、途中参加・途中退出OK。じっくりと時間をかけて積読本を読み始めてみようという試みです。
早い方は午前中から来られて私用をされている方もいらっしゃいましたが、多くの方は12時半ごろから順次お越しになり、受付後はあっという間に“もくもく”と読み始められていました。
13時半ごろには申し込みをされていた方の大半がお越しになっていましたが、コワーキングエリアは静まりかえっており(笑)、すっかりと読書空間に早変わりです。

コワーキングスペース ヒカリバでは、高速Wi-Fiやフリードリンク、電源など、仕事や勉強にも自由に使える環境を整えていますが、こういったイベントでも自由に使えますので、ゆったりとお茶をしながら、電源を補給しながら、一人ひとりのゆったりとした休日の午後を過ごされていたようです。

お菓子の差し入れもたくさんいただきました。ありがとうございました。

交流タイムでは、積読本と自己紹介から大盛り上がり

15時からの交流タイムでは、持ってこられた積読本の紹介と積読本を読む目標、ご自身の自己紹介やお仕事の紹介などを自由に実施していただきました。
技術書や専門書はもちろん、有名な漫画・アニメのスピンオフ本、小説、雑誌、自己啓発本など、ジャンルはさまざま。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策として行動制限が行われつづけたこの2年、なかなか地域の他の方と交流する機会にも恵まれない中で、インドア派(?)の積読仲間が、自らの取り組みも含めて紹介したり交流したりするとても楽しい機会になりました。
今回の交流タイムは、発表したいと思っている方がすべて発表を終えるまでとしましたが、半数近くの方が発表され、お互いに知らないジャンルや分野の書籍を知り、見聞が広がり、さらに新たな積読が増えそうな楽しそうな気配を感じた楽しい時間になりました。

交流タイムでの書籍や自己紹介、お仕事紹介をきっかけに、あちこちで名刺交換や詳細を尋ね合う賑やかな展開に。
読んでいた積読本はそのままに、気になる話題を突っ込んでコミュニケーションする場面がヒカリバ内のあちこちで広がっていました。

過去2回の開催も大好評

昨年2021年11月に初開催の「積読クエスト 2021 秋」は15名、今年2022年2月開催の「積読クエスト 2022 冬」は13名の参加をいただき、毎回10名を超える大好評の企画になっています。
書籍はどうしても販売中止や絶版につながり、二度と手にすることができなかったり、紙で持っておきたいという所有欲など、さまざまな感情が含まれる不思議な世界。あらためて読んでみる機会ということだけでも楽しんで頂けているようです。

次回「積読クエスト 2022 夏」は8月ごろ?開催予定

毎回10名を超える参加者ということで、ヒカリバの恒例イベントになってきました。
毎月続きを…という試みもよいのですが、大きなイベントとしては、概ね3ヶ月ごとに、少しずつ溜まる積読本を携えて参加していただく形にしていきます。
次回は5月の開催から約3ヶ月後、8月ごろで計画していきたいと思いますので、また近づいてきましたら告知させていただきます。
次回も多数のご参加をお待ちしております。タイミングが合わず参加を見合わせた方も、是非今後の開催の際には足をお運びいただければと思います。

開催結果

開催概要

  • 開催日時 2022年5月22日(日) 13:00~17:00 ※途中参加・退出自由
  • 場所 コワーキングスペース HiKARiBA (山口県光市浅江1-4-14 アイオイビル3F)
  • 参加費 500円(税込) ※月額会員の方は契約の範囲内で参加可
  • 参加資格 普段積んでいて読めていない書籍をお持ちの方
  • 携行品 「積読本」 1冊以上(ヒカリバ内の書籍を読まれる方は持参されなくても構いません)
  • 参加特典 次回ご利用いただける2時間分のドロップイン無料チケット
  • 詳細URL https://hikariba.jp/event/tsundoku2022spring

開催結果

  • 参加者数 17名(月額会員参加者、スタッフの参加者を含む)

フォトギャラリー

開催中のようすです。
写真に対する著作権や肖像権にご留意いただき、使用や転載の際は必ず諸般の法律等を遵守し対応ください。

この記事を書いた人

コワーキングスペース ヒカリバ スタッフ
コワーキングスペース ヒカリバ スタッフ

コワーキングスペース HiKARiBA(ヒカリバ)の運営スタッフです。
ヒカリバに関するお知らせを発信しています。

2022年06月11日 09時30分 2022年07月03日 02時16分

  • イベントレポート
  • 積読
  • 積読クエスト